読書感想文の書き方で小学校一年生に教えた方法

読書感想文の書き方を小学校一年生の子供に教える。

小学校に入学した子供の初めての夏休み、
いろんな宿題があるなかで、
最後に残った強敵が
「読書感想文」でした。

他の宿題は、絵をかいたり、日記を書いたり、
プリントをやったり、なんとか出来ました。

子供の同級生の親に聞いても、
最後まで残っているのが
「読書感想文」でした。

小学校1年生は、
課題図書、本を読んでも、
「読書感想文」に何を書いたらよいのか?
分からないのが普通です。

本を読んだ感想を今まで書いた事がないからです。

幼稚園、保育園では、宿題が無くて、
読書感想文もなかったので(笑)

小学校に入学して初めて出てくるのが
「読書感想文」「自由研究」です。

親もどう教えたらよいのか?分からないのが現状だと思います。

私は子供に「あること」を教えていき、
小学校1年生でも自分で感想文を書くことが出来ました。

私も、読書感想文は苦手でしたが、
小学生時代に、「あること」を教えてもらい、
実践して、読書感想文を書くことが出来ました。

夏休みの宿題の
読書感想文、親の私が教えた方法を解説していきます!



読書感想文の書き方を小学校一年生に教えるには?

読書感想文の書き方を、
小学校一年生の子供に実際に教えた方法です。

①読書感想文は「あらすじをまとめる」ことではないことを教えた

最初に、子供には、本のあらすじを書くことでは無いことを説明しました。

「本の主人公が、どうした、こうした、次に、どうなった。」

と本の要約や、あらすじを書いても、読書感想文にはなりません(笑)
(私は過去、ずっとあらすじを書いていました・・・笑)

②課題図書、本を親も読む

これは、けっこう大事なことで、
親も読んでみて、実際に本の内容を理解しておくと、
子供に教えるときに、スムーズに話が出来ます。

③感想を言葉に出す練習をする

ここが難しいポイントなんですが、
最初から、本の感想を子供に聞くのではなく、

子供の好きなテレビ番組のアニメを見た時に、
「今日のテレビの感想」を聞いていく練習をします。

例として、

私:今日のテレビ面白かった?
子供:面白かった。

私:何が面白かったの?
子供:主人公が面白かった

私:主人公の何が面白かったの?
子供:(主人公が)最後にみんなでゴールしたから

私:どう感じたの?楽しい、嬉しい、悲しい?
子供:楽しかった

私:どうして楽しかったの?
子供:最初は出来ないと思ったけど、みんなで力を合わせてゴールできたから。

私:みんなどんな気持ちだったと思う?
子供:無理だと思っていたけど、みんなが頑張ったからできたから嬉しかったと思う。

私:もし、あなたが(子供が)主人公ならどうしてた?諦めてた?
子供:みんなと一緒に頑張る

などなど、
・どう感じたのか?
・なぜそう感じたのか?
・自分ならどうしていたのか?
・それはなぜか?

感想を聞いて、質問攻めにします(笑)

この時に、重要なポイントは、
子供が答える答えには間違いはなく、
すべて正しいということを理解してあげることです。

この練習は、

テレビアニメ番組を見て、
自分の感想を言葉に出す練習です。

この練習で、自分の感想を言葉に自然と出せるようになります。

この練習は、子供さんの好きな映画、
テレビ番組で練習すると良いです(笑)

ある程度、テレビ番組で練習したら、

本番の読書感想文を始めます。

課題図書、本を読んだ感想を聞きます。

聞く質問内容は

★本を読んで1番心に残ったのはどこ?

★本を読んで2番心に残ったのはどこ?

★本を読んで3番心に残ったのはどこ?

この1、2、3の心に残った本の場面を
それぞれ、子供自身の感想を言葉に出します。

1場面だけでも良いのですが、小学校1年生は、大体、どこでも、
400字の作文用紙2枚書くことが必要なので、
3場面くらいあると、作文用紙が埋まります。

テレビ番組の感想同様に、親が質問して、たくさん出していきます。

この時に、
大きなお絵かき帳やノートに、

心に残った場面ごとの、
子供自身の感想の言葉を箇条書きでも、単語でも良いので、
書き留めておきます。

いきなり、本を読んで、
感想を聞き出しても、なかなか、子供は、自身の感想を言えません。

なので、テレビ番組を観て、子供が自分で感想、
感情を言葉にする練習をしておく事が重要ポイントです。

テレビ番組での練習をしてからは、
本を読んだ感想は、たくさん、すらすら出せるようになっています。

子供さんにも個人差がありますので、
いきなり、本からスタートしても良いと思います。

④感想を文章にする方法を教える

本を読んで、親が質問をして、
子供の感想、感情を言葉にできたら、

次に、各場面ごと、
親と一緒に、子供の感想、感情の言葉を、文章にしていきます。

★(子供の出した感想、感情の言葉)この言葉を使って、
学校の先生、パパ、友達に分かりやすいように
文章、文を作ってみて!

と子供に自分で文章が出来るように書いてもらいます。

この時に、どうしても、
親がそれとなく、文章になるように、
アドバイスしてしまいますが(笑)

それでは、子供の読書感想文ではなく、
親が書いた読書感想文になってしまうので(笑)

ぐっと我慢して、

先に書いた、

心に残った場面ごとの、
子供自身の感想の言葉を書き留めた
大きなお絵かき帳やノートを見ながら、
文章にしていきます。

この時に、
短文で終わってしまったり、
文脈が間違っていたりしたときは、
アドバイスしてあげたらよいと思います。

しかし、
基本は、親から見て多少は変だなと思っても
それが、子供が書いた感想文なので、
尊重してあげたらよいと私は思います。

⑤読書感想文を書く

各場面ごとの、文章が完成したら、
作文用紙に、各場面がつながるように、
読書感想文として書いていきます。

この時に、

★本を読んで1、2、3番心に残ったのはどこ?

と1,2、3と場面がありますので、
本の物語の順番に合わせて文章をつなげていくと良いと思います。

また、
1番目に心に残ったのは・・・
2番目に心に残ったのは・・・
3番目に心に残ったのは・・・
でも良いと思います。

⑥完成!

親が読み直して、誤字脱字をチェックしてあげましょう。

そして、旦那、兄弟姉妹、祖父、祖母等、身近にいる方に
見てもらい、ほめてあげましょう。

この時に、読書感想文の内容を悪く言うと
子供は、以後、感想文を書かなくなります(笑)

そうなると、毎年夏休みの読書感想文で親が苦労します。



読書感想文の書き方で小学校一年生はいかに感想を書けるかどうか!

読書感想文の書き方で小学校一年生は、あらすじではなく、
子供自身の感想をどれだけ書けるか?だと思います。

しかし、小学校1年生の子供が、
いきなり、本を読んで、読書感想文を書くことは難しいです。

「子供自身の感想をどれだけ出してあげるか」
ここは、親が手伝っても良いと思います。

そして、読書感想文を提出して終わり・・・ではありません!!

実は、ここからが、
子供さんの今後の読書感想文の未来がかかっています。

続きがあります。

おそらく、
夏休みが終わり、約1か月後に、
夏の宿題で、絵、読書感想文の優秀作品、入賞作品の展示が
県市区町村で行われます。

この時に、我が子の絵、読書感想文が選ばれてなくても(涙)
家族で入賞作品を観に行きましょう。

その目的は、
ずばり、

読書感想文の入賞作品には、どんな事が書いてあるのか?
実際に子供に見てもらい、
次からの読書感想文のイメージを作ってもらうためです。

同じ課題図書、本を読んで、
自分以外の子は、どんな読書感想文を書いているのか?

実際に見てもらうことが、今後に繋がります。

これが、
私が子供に夏休みの宿題の読書感想文を教えた方法です!

参考にしてみてくださいね!

きっと子供さんも、読書感想文が得意になるはずです(笑)

以上、
読書感想文の書き方で小学校一年生に親の私が教えた方法はこれ!
でした。